胎内記憶について

　「胎内記憶」とは、幼児が、お腹の中にいた時のことを覚えていたりするというもの。
　だいぶ前にそういった言葉を聞いたことがあり、うちでも子供がある程度の歳になったらやってみようと思っていたのだけど、妻が昨晩突然実行に移していた。

　そのときのやり取りは大体下記のような感じ。

妻：「ほだくん、ママのおなかにいたときのこと覚えてる？」
ほだ：「おぼえとる」
妻：「どんな感じだった？」
ほだ：「くらかった」
妻：「暗かったんだ。」
ほだ：「せまかった」
妻：「どんな音してた？」
ほだ：「わからないです」

　これにはさすがに驚いた。何か聞いてはいけないことを聞いてしまったようで、例えば、
・上司が1億円横領していたことを知ってしまった
とか
・親が人を殺したことがある
のような、とんでもないことを聞いてしまったかのような気がして、背筋が震え、子供を直視できなくなってしまった。

　昨日の出来事を聞いてもまともに応えられないのに、なぜちゃんと受け答えできたのだろう？
　現在形での会話(暗い)とかは普通に言えたけど、過去形でしゃべるのを聞いたのも、今までほとんど記憶く、驚き。
　「狭い」においては、そういう単語を知っていたこと自体が驚愕だ。
　そもそも「お腹の中にいた」ということを、なんら疑問に持つことなく普通に会話ができたということが全くもってして不思議だ。お腹の中にいたということを自認していると考えざるを得ない。

　今度は、色のこととか、出てきたときのこととか聞いてみたいが、他方で聞くのがとても怖いという思いもある。
　幼児を持つ親でこれを読んでいる人がいたら、ぜひ自分の子供にも同じように聞いて、反応を教えて欲しいものだ。


「胎内記憶」参考サイト
　世の中には、そういった情報が溢れているようで、人によっては受精前のことも語ったりするらしい。

・胎内の記憶
・胎内の色を知ってますか？
・育児板拾い読み＠2ch: 胎内の記憶 その１
・育児板拾い読み＠2ch: 胎内の記憶　その２
・育児板拾い読み＠2ch: 胎内の記憶 ３